Liverpool:「近年で最悪のチームだ」-ハリー・レドナップ

プレミアリーグでトッテナムなどの監督を務めたハリー・レドナップが出席したイベントで今季のリバプールを「近年見なかった最悪のチームだ」と評し、CL出場権獲得できる4位フィニッシュを果たすことは難しいだろう非難しました。
 

【 "せいぜいトップ5までだ" 】

レドナップは今季ここまでのリバプールを観て、

”ここ数年で最悪のチームだと思うよ。平凡すぎるんだ。それでも勝ち点をゲットできているとは彼らは運が良いだな”
”リバプールは今季良くてもトップ5までだろう。今季はまったく上手くいかないと思う”

と述べており、前節ウェスト・ハム戦で散々な結果に終わったリバプールを酷評しています。
ハリー・レドナップは「クラブとしてのリバプールは好き、イングランドのどのチームの指揮を執りたいかと聞かれたらリバプールだと答えるよ」とも答えていますが、今季ここまでCBを務めているシュクルテル&ロブレンが見せたプレーのレベルや、ボーンマス戦でオフサイドながらも認められたベンテケのゴールに対してのロジャーズの対応、ロジャーズの選手起用法に納得がいってない様子です。
プレミアリーグでの監督経験が豊富で、今季はプレミアリーグでの監督業をしていないために中立な立場にいるレドナップの意見なだけに、なかなかの説得力があるように感じますね。

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【次節:マンチェスター・ユナイテッド戦に向けて】 

開幕3試合ではクリーンシートで乗り切り、期待を裏切ったシーズンを過ごしたロブレンが復活しリバプールの堅守も復活か？と思わせていたところで前節ウェスト・ハム戦での守備崩壊。開幕からの3試合で期待が高まっていただけに失望も非常に大きくなった試合でした。攻撃陣は守備陣と違って開幕から良いところがなく、コウチーニョのスーパーゴール、ベンテケのラッキーゴールのみと良いところなしです。
　正直”次節ではココを改善して‼”と言いたいところが多すぎて、「何も言えねえ・・・」状態に陥っています。ロジャーズ政権ももう短くなく、そろそろ形ができあがって今夏はそこにスパイスとなる大型補強を、と期待していたのですが、現状は今夏新たに監督が就任したチームの様相です。インターナショナル・ブレイクに突入し2週間ほど試合がないのでその間にチームの連携を深めて・・・と言いたいところですが、何だかんだで各国代表が揃うチームになっているためそれもかないません。次節のマンチェスター・ユナイテッドも決して良いチーム状況ではありませんが、個々人の能力が非常に優れたチームであるために悪い同士でやりあっても勝てるかどうか疑問です。
　ロジャーズには攻守ともに基礎的な動きの部分だけでもいいので、しっかりと残った選手たちに叩き込んでほしいです。


最近試合を観ているアトレティコ・マドリードが攻守ともに見事にオーガナイズされた動きを見せるので、これまで以上にリバプールの動きの悪さが気になって仕方ない・・・